【実例】施術で身体を整え「体重移動」を練習しただけで…歩き方に驚きの変化!?
2026/08/24
【実例】施術で身体を整え「体重移動」を練習しただけで…歩き方に驚きの変化!?
※1枚目:歩行ビフォーアフター(線なし)
※2枚目:歩行ビフォーアフター(軸の赤・青線加工あり)
※3枚目:側面立位姿勢ビフォーアフター
こんにちは!
作業療法士のかえる先生です🐸✨
「もうまともに歩けない…」
「歩くのが本当に辛い…」
お身体のご相談を受けていると、そんなお悩みを伺うことがあります。
しかし、実際にお身体を詳しく見せていただくと、ご本人が気づいていない身体の使い方のクセや、筋肉のバランス、身体の軸の崩れなどが「歩きにくさ」につながっていることがあります。
今回は、おたっしゃ倶楽部で実際にあった、「歩行訓練をしたわけではないのに、歩き方が変わった」そんなリアルな実例をご紹介します。
「歩きにくさ」の裏に隠れていたもの
今回ご協力いただいた会員様も、ご自身では、
「歩けない」
「歩くのが本当に辛い」
と感じておられました。
実際に歩いていただくと、杖をつきながら、一本の線上を歩くように足が内側へ交差してしまう状態になっていました。
さらに、ご本人も無意識のうちに、お尻から腰にかけて左右へ大きく揺れながら歩いていました。これが、歩きにくさや疲れやすさにつながっていると考えられました。
専門的に身体を確認すると、身体の側面を支える中殿筋や、足を前に引き上げる働きに関係する腸腰筋の筋力低下がみられました。特に左側に比べて右側の筋力低下が大きく、右足が内側に入り込みやすい状態でした。
では、なぜこのような歩き方になっていたのでしょうか?
その大きな要因の一つとして考えられたのが、「身体の軸」と「体重移動」の問題です。
右側の筋力低下に加えて、身体の軸が安定しないことで、右足へうまく体重を乗せることができない。すると、倒れないようにお尻や腰を左右へ動かしてバランスを取る。
その結果、
-
「足が出しにくい」
-
「歩くと疲れる」
-
「身体が左右に揺れる」
といった状態につながっていました。
おたっしゃ倶楽部では、いきなり「歩き方」を変えません
一般的なリハビリでは、歩きにくさがあれば、歩行訓練につなげていくケースもあります。もちろん、歩行訓練が必要な方もいます。
しかし、今回のケースでは、あえて歩行訓練そのものは行いませんでした。
いきなり「もっときれいに歩きましょう」と歩き方を変えようとしたわけではありません。
まず行ったのは、身体を動かしやすい状態に整えること。
そして、そのうえで、「自分の身体にどう体重を乗せるのか」という体重移動の練習を行いました。
歩き方を直接練習するのではなく、歩くために必要な身体の土台と、身体の使い方を整えていく。
今回の実例では、この順番を大切にしました。
まずは施術で「動かしやすい身体」に整える
おたっしゃ倶楽部では、独自のAKA(関節運動学的アプローチ)による施術を行っています。
強く押したり、無理に動かしたりするのではなく、
-
摩る(さする)
-
優しく揺する
-
心地よく関節を動かす
などのソフトな刺激を使いながら、骨盤や関節の動きを確認していきます。
今回も、まず身体の状態を確認し、筋のバランスを整えながら、身体を動かしやすい状態へ導いていきました。
ただし、「施術をしたから歩けるようになった」という単純な話ではありません。ここからが大切です。
施術のあとに「体重移動」を練習
身体を整えたあとに行ったのが、身体の軸を意識した「体重移動」の練習です。
今回取り入れたのが、以前のブログでもご紹介した「忍者ポーズ」を使った体重移動です。
鏡の前で指を立て、その指を身体の中心から延長した「仮想の軸」として目で確認します。
自分では「まっすぐ立っている」と思っていても、実際には身体が傾いていることがあります。そこで、感覚だけに頼るのではなく、「自分の軸が今どこにあるのか」を目で確認する。そして、その軸を意識しながら、左右へスムーズに体重を移動させていきます。
これは、以前の記事でもご紹介した「忍者スケーティング歩行」につながる考え方です。
「あ!私って、こんなに身体が傾いていたんだ!」
「自分ではまっすぐのつもりだったのに…」
ご本人にも、実際に目で見て確認していただきました。
【写真で見る】歩き方にどんな変化が起きたのか?
冒頭の写真をご覧ください。
① 歩行 Before / After
-
Before:
身体の軸が左右にブレる/右足が内側へ入り込みやすい/お尻から腰が左右に揺れる/体重をスムーズに移動しにくい
-
After:
身体の中心が安定/足が内側へ入り込みにくくなる/左右への大きな揺れが減る/よりスムーズに足が前へ出る
2枚目の画像では、軸を線で示しています。Beforeの青い線と比べると、Afterでは身体の中心に赤い軸がスッと通り、身体全体の安定感が分かりやすくなっています。
② 立っている姿勢にも変化が
3枚目は側面から見た立位姿勢です。
Beforeでは骨盤が後ろへ傾き、背中も少し丸まった姿勢になっていましたが、Afterでは骨盤が起き、背中が伸びて頭から足元までのラインが綺麗に整いました。
つまり、歩いているときだけではなく、「立っているときの身体の土台」そのものにも変化があったということです。
「歩く練習」をしなくても、歩き方が変わることがある
今回の実例で、私が特にお伝えしたいのはここです。
もちろん、すべての方に同じ結果が出るわけではありません。また、歩行能力が低下している方すべてに歩行訓練が必要ないという意味でもありません。
ただ今回のように、歩きにくさの原因が「歩き方そのもの」だけではなく、身体の軸や体重移動、身体の使い方にある場合、そこを整えることで歩行に変化が現れることがあります。
今回も、「歩いてください」「もっと足を前に出してください」と歩き方を直接指導したわけではありません。
身体を整え、身体の軸を意識し、体重移動を練習する。
その結果として、「足が出しやすい」「歩きやすい」という変化につながりました。
「整える」+「使い方を覚える」
今回のケースから、改めて感じたことがあります。
身体を整えるだけでも、動きやすくなることがあります。しかし、それだけではなく「整えた身体をどう使うのか」、ここもとても大切です。
-
施術によって身体を動かしやすい状態に整える
-
身体の軸を意識する
-
体重移動を練習する
-
その結果、日常の動作が変わっていく
この流れこそが、おたっしゃ倶楽部が大切にしている考え方です。
一人ひとりに合わせた「基本プログラム」と「パーソナルトレーニング」
もちろん、すべての方に同じ練習をするわけではありません。一人ひとり歩んできた人生が違うように、身体も違います。
おたっしゃ倶楽部では、「基本プログラム」と「パーソナルトレーニング」をご用意しています。
-
基本プログラム:
皆さんの身体づくりに必要な内容を考え、その週に行うプログラムをあらかじめ厳選してご提供しています。
-
パーソナルトレーニング:
現在の身体の状態や目的、動きのクセなどを確認しながら、お客様とご相談して必要なプログラムを一緒に作り上げていきます。
「こういうことをしたい」「ここが気になる」「この動きは苦手」といったお客様のご希望を伺い、その日の身体の状態も考慮して二人三脚で内容を組み立てていきます。
だからこそ、パーソナルトレーニングではその方だけの「身体の使い方」を一緒に探していくことができます。
「もう歩けない」と諦める前に
「歳だから仕方ない」
「歩きにくくなったから、もう無理」
そう決めつけてしまう前に、「今、自分の身体はどうなっているのか?」を一度確認してみませんか?
今回の会員様のように、歩きにくさの原因が、身体の使い方や軸、体重移動に隠れていることもあります。
おたっしゃ倶楽部では、作業療法士としての視点から、「整える」だけではなく「整えた身体をどう使うか」まで一緒に考えています。
-
「自分の身体の軸がどうなっているのか知りたい」
-
「最近、歩きにくくなってきた」
-
「身体の使い方を見直したい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの身体に合った方法を、一緒に探していきましょう🐸✨
▼ 合わせて読みたい関連記事
📖 【身体の軸の基本】
👉 【連載第3回】すべての土台。一生疲れない「正しい姿勢と軸」の秘密
📖 【前回の記事】
👉 【作業療法士が解説】ソフトに整えるのが主流の今だからこそ知りたい「その先」に必要なこと
▼ ご予約・お問い合わせは公式LINEからお気軽にどうぞ!
----------------------------------------------------------------------
おたっしゃ倶楽部
〒590-0925
大阪府堺市堺区綾之町東1丁2-33堺都市第2ビル1階1号
電話番号 : 072-269-4373
FAX番号 : 072-269-4373
堺市にてエクササイズで健康ケア
堺市で介護予防を目指す体操
堺市で楽しみながら脳活と運動
堺市で中高年に最適な運動
堺市にて楽しい体操で元気を維持
----------------------------------------------------------------------


