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【作業療法士が解説】ソフトに整えるのが主流の今だからこそ知りたい「その先」に必要なこと

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【作業療法士が解説】ソフトに整えるのが主流の今だからこそ知りたい「その先」に必要なこと

【作業療法士が解説】ソフトに整えるのが主流の今だからこそ知りたい「その先」に必要なこと

2026/08/16

【作業療法士が解説】ソフトに整えるのが主流の今だからこそ知りたい「その先」に必要なこと

こんにちは!

作業療法士のかえる先生です🐸✨

今の整体やコンディショニング業界では、昔のようにバキバキ鳴らしたり、強く揉みほぐしたりする施術は少なくなり、

「身体に負担をかけない、ソフトで優しい整え方」

が広がっています。

おたっしゃ倶楽部でも、一般社団法人 腰痛予防実践協会の考え方をもとに、身体への負担に配慮した独自のAKA(関節運動学的アプローチ)を取り入れています。

力で押したり、強くほぐしたりするのではなく、

  • 「摩る(さする)」

  • 「優しく揺する」

  • 「心地よく押さえる」

  • 「関節を無理なく動かす」

といった、ごくソフトな刺激を使いながら、骨盤や関節の動きにアプローチしていきます。

強い刺激を加えるのではなく、身体の状態を見ながら、できるだけ負担を抑えて整えていく。

それが、おたっしゃ倶楽部のコンディショニングです。

でも、ここで一つ考えてほしいことがあります。

「身体を整える」だけで、本当に十分でしょうか?

こんな経験はありませんか?

「施術を受けると身体が楽になるけれど、数日するとまた元の重さや違和感に戻ってしまう…」

もちろん、身体を整えることは大切です。

関節の動きが良くなったり、身体の軸が整ったりすることで、

「身体が軽くなった」

「動きやすくなった」

と感じる方もいらっしゃいます。

しかし、それだけで長年身についた身体の使い方まで変わるとは限りません。

なぜなら、

「身体を整えること」と「整った身体を使いこなすこと」は、別のことだからです。

身体を「整える」ことと、「使いこなす」ことは別もの

例えば、

  • せっかく骨盤の動きがスムーズになったのに、いつも片足に体重をかけて立っている。

  • 股関節が動きやすくなったのに、歩くときは以前と同じように狭い歩幅で身体を左右に揺らしている。

  • 身体の軸が整ったのに、スポーツでは手先だけに頼ったフォームで動いてしまう。

これでは、せっかく整えた身体に、また同じような負担がかかってしまいます。

長年身についた姿勢や歩き方、身体の使い方は、

「こう動けばいいですよ」

と説明されただけで、簡単に変わるものではありません。

だからこそ私は、

「整える」だけで終わらせず、「どう使うか」まで考えることが大切

だと考えています。

つまり、

「ソフトで安全に整える」

指針として、

「整った身体の使い方を覚えていく」

この2つを組み合わせていくことが重要なのです。

作業療法士だからこそできる「生活動作への落とし込み」

ここで活きてくるのが、私たち作業療法士の視点です。

作業療法士は、身体の状態を見るだけではありません。

その人が、

  • 「実際の生活の中でどう動いているのか」

  • 「どんな動作で困っているのか」

  • 「趣味や仕事では、身体をどう使っているのか」

というところまで見ていきます。

だから、おたっしゃ倶楽部でも、

「身体を整えたら終わり」

ではなく、

「整えた身体を、実際の動作でどう使っていくか」

まで考えています。

例えば、パーソナルトレーニングを受けられる方や、動作の改善が必要な方、ご希望される方には、

  • 体重移動の練習

  • 身体の軸を意識した立ち方や歩き方

  • 膝や腰に負担をかけにくい動作

  • 立ち上がりなどの日常動作

  • テニスやゴルフなど、趣味につながる身体の使い方

など、その方に合わせた練習を行っています。

目に見えない「自分の軸」を可視化して行う体重移動の訓練

以前のブログでも少し触れましたが、

鏡を見ても感覚に頼りがちだったスケーティング歩行に「忍者ポーズ」を取り入れる、

『忍者スケーティング歩行』

という方法があります。

立てた指を延長線上の「仮想軸」として目視することで、

自分の軸を視覚的にとらえながら、スムーズに体重移動する練習

です。

「右に体重を移したつもりなのに、実際にはあまり移っていなかった」

「身体が傾いていることに自分では気づいていなかった」

こうしたことは、本人の感覚だけでは分かりにくいものです。

だからこそ、

「見えないものを、見えるようにする」

という工夫を取り入れます。

目で確認しながら身体を動かすことで、

「今、自分の身体がどうなっているのか」

を少しずつ理解し、体重移動の感覚を身につけていきます。

「正しい動き」を知るだけではなく、身体に覚えてもらう

身体の使い方は、

「こう動けばいいですよ」

と説明されただけで、すぐに身につくものではありません。

頭では分かっていても、実際に動くといつものクセに戻ってしまいます。

だから、見て、動いて、確認して、また動く。

これを繰り返すことが大切です。

例えば、

「もっと右足に体重を乗せてください」

と言われても、自分では十分乗せているつもりかもしれません。

そこで鏡や目印などを使って、

「今、ここまで移動しています」

と視覚的に確認する。

すると、

「あ、思っていたより動いていないんだ」

と、自分自身で気づくことができます。

この「気づき」が、身体の使い方を変えていく第一歩になります。

「整えたその先」にある、本当の動きやすさ

施術で身体を整える。

それだけでも、身体は動かしやすくなるかもしれません。

でも、その先に、

「その身体をどう使うのか」

というステップがあります。

身体の軸を整える。

体重移動を覚える。

歩き方や立ち上がり方を変えていく。

日常生活や趣味の動作につなげていく。

こうして、

「整えてもらう身体」から「自分で使いこなせる身体」へ

近づいていくことが大切だと、私は考えています。

おたっしゃ倶楽部が大切にしていること

おたっしゃ倶楽部では、

「とにかく筋力をつけましょう」

「痛くても頑張りましょう」

という考え方ではありません。

まず現在の身体の状態を確認し、必要に応じて身体を整える。

そして、その人に必要な動作や身体の使い方を一緒に考えていきます。

もちろん、すべての方に同じ内容が必要なわけではありません。

一人ひとり歩んできた人生が違うように、身体も違います。

おたっしゃ倶楽部では、基本プログラムとパーソナルトレーニングをご用意しています。

■ 基本プログラム

基本プログラムでは、参加される皆さんに共通して取り組んでいただきたい内容を、その週ごとに厳選してプログラムを組んでいます。

そのため、

「今週はこの動きを重点的に行いましょう」

というように、その時期に必要と考える内容を、皆さんで一緒に取り組んでいただきます。

■ パーソナルトレーニング

一方、パーソナルトレーニングでは、

その方の現在の身体の状態や目的、動きのクセなどを確認しながら、お客様と相談して、その方に必要なプログラムを一緒に作り上げていきます。

ここは、基本プログラムとは少し考え方が違います。

  • 「今日はここを重点的にやりたい」

  • 「この動きがもう少し楽にできるようになりたい」

  • 「最近、ここが気になる」

  • 「このスポーツをもっと楽しみたい」

そんなご希望や、その日の身体の状態も伺いながら、無理なく続けられる内容を一緒に考えていきます。

もちろん、私からも作業療法士として身体の状態を見たうえで、

「ここは今やっておいた方がいいと思います」

「この動きから始めてみましょう」

といった提案をさせていただきます。

ただし、一方的にこちらが内容を決めるわけではありません。

お客様の希望と、専門家としての私の提案をすり合わせながら、一緒に作り上げていく。

それが、おたっしゃ倶楽部のパーソナルトレーニングです。

だからこそ、同じパーソナルトレーニングでも、人によって内容は変わります。

10年後、20年後も自分の身体を自分で守るために

身体を整えてもらうことは、とても大切です。

でも、最終的には、

自分自身が自分の身体を上手に使えること

が、これからの身体づくりには大切なのではないでしょうか。

「身体を整えてもらったら、終わり。」

ではなく、

「整った身体で、どう動くか。」

そこまで一緒に考える。

それが、おたっしゃ倶楽部が目指しているコンディショニングです。

  • 「どこへ行っても、しばらくすると元に戻ってしまう」

  • 「身体を整えたあと、日常でどう動けばいいのか分からない」

  • 「歩き方や身体の使い方を見直してみたい」

そんな方は、一度ご自身の身体の状態を確認してみませんか?

作業療法士として、

「整える」だけではなく、「使える身体」へ。

あなたの日常生活や大切な趣味が、10年後、20年後も続けられる身体づくりをサポートいたします🐸✨

▼ 合わせて読みたい関連記事

📖 【身体の軸の基本】

👉 【連載第3回】すべての土台。一生疲れない「正しい姿勢と軸」の秘密

📖 【前回の記事(会員様の実例・忍者スケーティング歩行の写真あり)】

👉 【「付き添い」から「主役」へ。膝の骨折を乗り越え、自分だけのプログラムで未来をひらく物語】

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